ごみに含まれる資源を回収する施設
循環型社会に対応し、不燃ごみや粗大ごみの中から鉄類やアルミ類を回収し、
分別収集された資源ごみを 機械と人の手で選別し、資源としてリサイクルします。
不燃ごみ・粗大ごみの流れ
低速回転破砕機、高速回転破砕機にて破砕後、磁力選別機、粒度選別機、アルミ選別機によって、鉄類、アルミ類を回収し、資源としてリサイクルします。可燃物は熱回収施設にて焼却処理、リサイクルできない不燃物は最終処分場にて埋立処分します。
びん類の流れ
手選別コンベヤで無色・茶色・その他色に分けられ、カレットストックヤードに貯留し、色別に資源としてリサイクルします。
ペットボトルの流れ
手選別コンベヤで異物を取り除き、圧縮・梱包機で圧縮梱包し、資源としてリサイクルします。
プラスチック製容器包装の流れ
破袋機で袋を破き、手選別コンベヤで異物を取り除きます。その後、圧縮・梱包機で圧縮梱包し、資源としてリサイクルします。
缶類の流れ
磁力選別機、 アルミ選別機でスチール缶とアルミ缶と異物に分けられます。回収されたスチール缶とアルミ缶は圧縮し、資源としてリサイクルします。
主な設備
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❶低速回転破砕機
不燃ごみと粗大ごみをゆっくりと回転する刃で大まかに破砕し、高速回転破砕機に送ります。
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❷高速回転破砕機
大まかに砕かれた破砕物を高速回転でたたくことで、さらに細かくし、破砕物搬送コンベヤで粒度選別機へ送ります。
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❸粒度選別機
粉々に砕かれた破砕物の中から、回転するドラムで細かい不燃物をふるい落とします。
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❹プラスチック製容器包装圧縮・梱包機
回収されたプラスチック製容器包装を圧縮し梱包します。圧縮梱包品は幅1m×高さ1m×奥行1m、重量は約280kgになります。
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❺缶類金属圧縮機
回収されたスチール缶とアルミ缶を圧縮します。圧縮成型品は幅50cm×高さ40cm×奥行5cm、重量はスチール缶約14kg、アルミ缶約4kgになります。
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❻びん類手選別コンベヤ
びん類を手作業で無色・茶色・その他色に分けます。選別されたそれぞれのびん類はカレットストックヤードに一時貯留されます。